1日から開催されている「高校・中学校対抗自転車総合対策コンテスト(自転車甲子園)」の第1回ツーロック施錠率調査が29日午後、対象の中学校と高校の計5校で行われ、大浜中学校のツーロック率が78・4%で、ワンロックと合わせると施錠率は96・8%と高い結果となった。
対象校は八重高、八商工、八重農と石中、大中。6月から9月の期間中に数回調査を実施する。八重山署(前田達史署長)と八重山地区防犯協会(平良栄一会長)が調査を行った。
平良会長は「古い自転車は無施錠も多く、ツーロックしている自転車は少ない。今年に入り、自転車盗難が増えている。ツーロックの実施を呼びかけていく」と話した。八重山署生活安全課の城間建安全なまちづくり推進係長は「夏休み前なのでしっかりと注意喚起したい。学校とも連携し、取り組みたい」と述べた。
第1回の調査結果は次の通り。
▽大浜中学校=駐輪台数185台、1ロック34台、2ロック145台、無施錠6台
▽石垣中学校=駐輪台数144台、1ロック46台、2ロック72台、無施錠26台
▽八重山農林高校=駐輪台数153台、1ロック97台、2ロック3台、無施錠53台
▽八重山高校=駐輪台数503台、1ロック250台、2ロック11台、無施錠242台
▽八重山商工高校=駐輪台数242台、1ロック169台、2ロック11台、無施錠62台