恒例の熱研一般公開
国際農林水産業研究センター熱帯・島嶼研究拠点(末永一博所長)は28日、第10回熱研一般公開を行った。大勢の親子連れらが訪れ、スタンプラリーを楽しみながら、世界の食料・農業・環境問題の解決を目指して取り組んでいる熱研の研究に触れた。
施設内には日本・世界のサトウキビ品種の展示、稲で見る遺伝子の効果、熱帯果樹ハウスの見学、エンサイによる水質浄化水路の見学、マメ科作物の展示、農作業機の展示などのコーナーが設けられた。
このほかクイズ大会、スタンプラリー、パイナップル、黒糖の試食、ひまわり、コスモスの花摘みも。かき氷、ぜんざいが無料で提供され、暑さしのぎにと喜ばれた。
母親の和歌奈さんと来場した山田太智君(新川小学校4年)は「稲のDNAを取り出すのがおもしろかった。こんな施設があるとは思わなかった」と感想、和歌奈さんは「こんなところがあったなんでびっくり。おもしろかった。一般公開は非常に良いこと。もっと知れ渡ってほしい」と話した。