新たな発電機、運転開始　沖電、人口増加見据え増設

　【那覇】沖縄電力は25日、４月から増設作業を行ってきた波照間発電所10号機（出力３００㌔㍗）の工事が完了し、営業運転を開始した。波照間島の今年３月末現在の人口は５２１人で２７４世帯。沖電は、将来の人口増加などを見据えて今回の増設を行い、10号機と既存施設を含めた合計５機（出力１２５０㌔㍗）で電力供給を行うことになる。

　２０１４年度の最大送電電力は７６８㌔㍗だった。

　10号機は、三菱重工業製の単動水冷４サイクルディーゼル機関で、発電機は西芝電機製。