24日午後3時20分ごろ、石垣市内のホテルの屋外プールで兵庫県の男児(3)が溺れ、市消防本部の救急車で八重山病院に搬送された。男児は24日午後6時時点で意識不明の状態。病院搬送後、自発呼吸が再開、同日夜、陸上自衛隊第15旅団第15ヘリコプター隊の連絡偵察機で運ばれ、本島の南部医療センターへ搬送された。
八重山署と市消防本部によると、男児は両親と兄(5)の4人で観光を目的に同日来島。ホテルへのチェックインを済ませて、屋外プールへ移動。両親が浮輪などを準備して目を離している間に、兄とプールに入っていた。その後、父親が浮いている男児を発見した。ホテルスタッフが心肺蘇生を行い、救急隊へ引き継いだ。
同ホテルは水深などの詳しいことについて、「答えられない」としている。
同署が事件、事故の両面から調べている。