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古紙リサイクルされず 市議会6月定例会

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 開会中の石垣市議会(知念辰憲議長)は一般質問2日目の16日、宮良操、砥板芳行、伊良皆高信、福島英光、崎枝純夫の5氏が登壇した。このうち、資源ごみとして回収した古紙類を最終処分場のストックヤード外部に集積したものの、屋根がないために雨にぬれ、リサイクルされずに廃棄されているケースについて伊良皆氏が「市民に分別させておいて、屋根がなくてぬれたから廃棄するというのはどうか」と批判したのに対し、長嶺康茂市民保健部長が謝罪した。

 同部によると、資源化できず廃棄する古紙類は、資源ごみを入れる袋と合わせてクリーンセンターで焼却しているため、分量は把握していないという。

 伊良皆氏は「回収して再資源化することが分別の目的。古紙の売却益(2014年度314万円)で雨風に耐えられるような屋根を造っては」と提案。長嶺部長は「どれだけのスペースが必要になるか財政当局と相談しながら速やかに対応したい」と答えた。

 新庁舎建設計画は宮良氏が取り上げ、新庁舎建設計画策定委員19人のうち、十数人は各種団体長が委嘱されいることから、「団体としての意見集約を促してほしい」と要望。

 當真政光総務部長兼企画部長は「検討委員は各団体の代表であることを前提に委員に就任してもらっており、所属団体の意見としての発言だと認識している」との見解を示した。


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