沖縄気象台は11日、沖縄地方が梅雨明けしたとみられると発表した。平年より12日、昨年より15日それぞれ早い。同気象台は「沖縄地方は太平洋高気圧に覆われておおむね晴れており、向こう1週間も晴れて暑い日が多くなる」と話している。
梅雨期間は5月20日の梅雨入りから22日間で、平年45日間のほぼ半分となり、統計開始以来歴代3番目に短かった。
梅雨期間中の降水量も石垣島では平年を下回ったものの、西表島、与那国などでは上回った。最も多かった地域は川平の252㍉だった。
真栄里ダムの貯水率は梅雨入り後のまとまった雨で66%台まで回復。しかしその後晴天が続き、11日時点では60.9%と減少傾向にある。
一方、この日も9カ所の観測地点で30度を超す真夏日を記録。石垣市伊原間では32.6度と県内で一番の暑さとなった。