本年度の第1回石垣市グッジョブ連携協議会(会長・漢那政弘石垣市副市長)が3日午前、市役所で開かれ、本年度は発達障がいを持つ就業者支援を後押しするため、県内の大学と連携して一般・中高校生を対象に就業意識を高める講演会や郡内企業向けの発達支援フォーラムを開催することになった。
漢那会長は「事業効果を上げるため産業や教育、行政機関が連携して子どもたちの人材育成を行いたい」と協力を求めた。事務局の市商工振興課では「発達障がいを持つ社会人を雇用につなげたい。企業にターゲットを絞り、理解を求めるのが狙い」(豊里好文課長補佐)としている。
大人の働く姿を子どもたちが観察する体験学習「ジョブシャドウイング」は、市内の小中学校13校(182人)を対象に行う。
昨年度の収支予算や監査報告、本年度の事業計画案や予算案などは原案通り承認した。本年度予算は全額県補助金で629万円(前年比235万1000円増)。