ファイティングトーナメント2015全沖縄空手道選手権大会(NPO法人国際空手拳法連盟白蓮会館・WKO世界組手連盟主催)が5月31日、宜野湾市立体育館で行われ、組手の小学4年女子の部に八重山代表として出場した極真空手石垣道場の翁長楓花選手(新小4年)が初優勝した。
前回大会準優勝だった翁長は、決勝戦で持ち味のパワーを生かしたコンビネーションで、終始相手を圧倒。試合は再延長にもつれ込む展開となったが最後まで攻めきり、2-1で接戦を制した。
大会4連覇を狙った大道あかり(八島小5年)は、小学5年女子の部決勝で延長の末惜敗した。
極真空手石垣道場の田福雄市責任者は「(翁長は)去年の悔しさがあり、優勝を目指して稽古に励んでいた。その結果が出てうれしい。全国大会でも優勝する可能性は高い」と振り返った。
翁長、大道に加え、上位入賞した當銘凜(川原小2年)、前田島寛乃(石垣小6年)は、7月に大阪府立体育館(大阪市)で開かれる全国大会に沖縄県代表として出場する。
同大会には八重山から14選手が出場、7選手が上位入賞を果たした。八重山勢の結果は次の通り。
〈小学1年女子の部〉▽3位=伊豆味愛麻(新小1年)
〈同2年女子の部〉▽準優勝=當銘凜(川原小2年)▽3位=桐生千空(川原小2年)
〈同4年女子の部〉▽優勝=翁長楓花(新小4年)
〈同5年女子の部〉▽準優勝=大道あかり(八島小5年)
〈同6年女子の部〉▽準優勝=前田島寛乃(石垣小6年)
〈ヤングレディース上級の部〉▽3位=前田島光里(八重高1年)