▽…石垣市の2015年度第1回農業経営改善計画認定書交付式の式次第終了後、司会の農政経済課長が「何か要望はありませんか」と振ると、島尻雅展さんが「空いた土地を若い農家に回せないか」とすかさず発言。草地がないと肥育牛も増やせないためで、島尻さんは遊休地の活用を中山市長に要望した。島尻さんは「言い過ぎたかな」と振り返っていたが、いやいや現場の声が最も大事。もっと声を届けよう。
▽…沖電の6号発電機の竣工(しゅんこう)式では日よけとして二つのテントを設置。日差しが強く、うだるような暑さのなか出席者は何度もタオルで汗を拭った。石垣島は30度を超える真夏日となり、関係者は用意されたドリンクで喉を潤し「夏はビールがうまい」と一言。ビール離れが進む昨今、島内ではサンセットビアガーデンをオープンするホテルも増加。ビール離れを食い止めることができるか。
▽…高校時代から約60年間収集してきた郷土資料など約1万4000点を寄贈した三木健さんの資料展が3日から始まり、大勢の市民が興味深そうに見入っていた。父親の自分史を三木さんに発表してもらったことがあるという嵩本安意さんは三木さんのことを「寛大な博愛精神の持ち主」と表現。「小さいことでも目を通している。三木さんほど八重山のことを思っている人はいない」と感慨深げ。