本年度の第1回八重山地区移動献血が1日から石垣市役所で始まり、初日は82人が協力した。今年は400㍉㍑献血で940人を目標にしている。移動献血は20日まで市内の公共施設や事業所、コンビニの駐車場など22カ所で行われる。
同日午前、市役所ピロティでは八重山ライオンズクラブ(岡部厚志会長)の会員10人が献血に関するパンフレットを来庁者に配布し、献血を呼びかけた。
石垣市献血推進協議会(会長・中山義隆石垣市長)によると、八重山地区の昨年第1回移動献血実績は1004人で、目標を113人上回った。
内訳は400㍉が977人で、200㍉が27人。受付人数は1221人で、体調不良などで216人が献血できなかった。
若年層の献血が減少傾向にあることから、石垣地区献血推進員の前里和江さんは「献血は16歳からできるので若年者に協力を呼びかけ、昨年と同じ実績を維持したい」と話した。
また、PR活動を展開した八重山ライオンズクラブの岡部会長は「献血場所に会員を動員して協力を呼びかけたい」と意気込んだ。
献血に参加した中山市長は「今回で10回目。多くの市民が協力してほしい」と述べた。