【那覇】県文化観光スポーツ部(前田光幸部長)は30日までに、4月の入域観光客数が前年同月比6万9800人(12・3%)増の63万5400人だったと発表した。外国人観光客は5万6700人(76・7%)増の13万600人で、単月で初めて10万人を突破し、過去最高を記録した。
外国人客は台湾、韓国、中国、香港からの入域が航空路線の拡充やクルーズ船の寄港回数の増加など空路・海路ともに好調で記録更新につながった。
特に韓国と中国の増加が著しく、韓国は1万800人(110・2%)増の2万600人、中国は1万6600人(296・4%)増の2万2200人となった。
5月も航空路線の拡充やクルーズ船の寄港が前年同月比で増えることから、順調に増加するとみられている。
国内客は50万4800人で前年同月比1万3100人(2・7%)増。名古屋路線初のLCC新規就航などがあり、前年度を上回った。5月は台風6号の影響で欠航があったが、日並びのよかった連休後半の旅行商品の販売が好調だったほか、修学旅行の増加もあり、好調に推移する見込み。