将来のIT産業を担う人材を育てるのを目的としたワークショップ「ロボット教室」(県主催)が30日、石垣市商工会館ホールで開かれた。子どもたちと保護者合わせて40人が参加し、子どもたち自らロボットの組み立てから動作に必要なプログラミングまでに挑戦し、ロボットを自由自在に動かして楽しんだ。
NPO法人フロム沖縄推進機構が県から「未来のIT人材創出促進事業」を受託して実施。石垣市での開催は3回目。
浦添一君(平真小3年)は「細かい作業が好きなので、ロボットが思い通りに動くと楽しい。プログラミングするだけでどこにでも連れていってくれる車を作ってみたい」と話した。
うまくプログラミングができず、ロボットを思い通りに動かせない参加者もいた。
同機構の久松弘幸事業推進員は「ものづくりの楽しさを知ってもらい、将来のITエンジニアが育ってくれることを期待したい」と話している。