七草の7日、石垣市内の小中学校では七草がゆが給食に出され、児童生徒らが味わいながら一年の健康を祈った。
七草がゆはもともと、中国の風習で無病息災を祈り、セリやナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの春の七草をかゆの中に入れて食べる。
この日の雑炊には島ネギやニラ、ホウレンソウなどが入っており、児童らはおいしそうに舌鼓を打った。
平真小学校3年1組の具志堅陽咲(ひさき)さん(9)は「卵や魚も入っており、とてもおいしい」、登野盛耕大君(同)は「雑炊はあまり好きではないけど、ニラが入っていておいしい」と笑顔。
担任の宮良しん子教諭は「子どもたち全員が一年間健康で元気よく過ごせたらいいなと思う」と目を細めていた。