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大型貨客船導入で意見交換 波照間航路

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大型貨客船の新造船について検討した県離島航路確保維持改善協議会波照間航路分科会=25日午後、竹富町商工会

 波照間石垣間の離島航路について協議する県離島航路確保維持改善協議会波照間航路分科会(会長・川満栄長竹富町長、委員11人)は25日午後、竹富町商工会会議室で本年度第1回の会議を開き、大型貨客船の新造船を同航路に導入する計画について意見交換した。

 同航路は現在、㈲安栄観光が「貨客船フェリーはてるま」を週に最大4往復運航している。

 同協議会では、同船の老朽化問題を解決し、同航路の欠航率を減少させるため、船体の大型化を視野に議論を行った。今後の方針は委員を務める国や県、町や地元公民館長、民間船会社などの担当者の意見を反映させながら決定する予定。

 内閣府沖縄総合事務局の担当者は地域公共交通確保維持改善事業について説明し、離島航路補助制度の概要を示した。

 波照間公民館の東迎一博館長は「貨客船を大型化することで安定的な運航が毎日可能になる。航路は島民のライフライン。安定的な運航を望んでいる」と訴えた。

 会長の川満町長は「航路は竹富町の生命線。今後の計画が島民生活につながるよう計画を進めたい」と協力を求めた。


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