石垣市は本年度、真喜良郵便局から海側の護岸に続く市道真喜良13号線の整備に着手する。2020年度に完成の予定で、延長約160㍍にわたって幅員を広げ、現在の1車線から2車線道路に改良。歩道と排水溝も整備することにしており、大雨時の冠水対策も進むものと期待されている。
本年度は実施設計委託費として約1000万円を計上。完成までの総事業費は概算で約3億5000万円を見込む。
同市道は現在、狭いところでは幅員が5㍍ほどしかなく、軽自動車の通行も難しい状況。このため、幅員12㍍の2車線道路に改良し、両側の歩道と排水溝も整備する。
市都市建設課では実施設計が完了した後、地権者や地域住民を対象に説明会を開き、来年度から用地取得に向けて地権者と交渉していく。
今回整備を行う場所は、大雨時に冠水することが多い。このため、同課では排水改修工事を実施しているが、今回の市道整備に合わせて排水溝を整備することで冠水対策がさらに進むことも期待されている。