第30回八重山盆栽展(日本盆栽協会八重山支部、八重山毎日新聞社主催)が9日から2日間、石垣市民会館展示ホールで開かれるのを前に、8日午後、同ホールで審査があり、入賞作品9点が決まった。金賞には金城一雄さんのハマシタン、八重山毎日新聞社賞には立津常雄さんのアデクがそれぞれ選ばれた。表彰式は10日午後1時半から同会館会議室で行われる。
展示会にはハマシタンやガジュマル、ブーゲンビリアなど12樹種・計27点(特別出展3点含む)が出品されている。
審査は委員長の新城弘志氏(80)=同支部顧問=と本社の黒島安隆社長が行い、根張りや幹の立ち上がり、枝配りなどを含めた全体のバランスをポイントに審査した。
審査後、新城委員長は「出展された樹種のバランスがよく、大きさも整っている」と評価したうえで「樹種や幹はいいが、全体的な枝配りなどがもうひとつ」と課題を挙げた。
入賞者と入賞作品は次の通り。
▽金賞=金城一雄(ハマシタン)▽八重山毎日新聞社賞=立津常雄(アデク)▽銀賞=東大濵賢哲(ブーゲンビリア)▽銅賞=友寄栄順(ハマヒサカキ)、川満明孝(ハマゴウ)▽奨励賞=伊佐ヤエ(小品箱飾り)、上間宏明(ハマシタン)、川満芳夫(オオハマボウ)、砂川賢一(リュウキュウマツ)