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3日間、操業を中断 西表糖業

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部品の故障で3日間、操業が止まった西表製糖工場=資料写真

 【西表】3月に完成した竹富町西表製糖工場が4月29日夕から、機械の故障で操業を中断していることが2日、分かった。町から指定管理を受けて同工場を運営する西表糖業㈱は部品の交換を急ぎ、3日朝から操業を再開する予定。原料搬入は2日からストップし、再開は4日を見込んでいる。島内では原料が豊作傾向にあることから、今回の操業中断の影響と併せて、操業は当初予定していた6月5日から同20日ごろまでずれ込む見通し。

 同社によると、製糖行程の最終ラインで使われている機械のモーターが故障し、4月29日午後6時から操業を中断。同工場のプラント設置工事を請け負った業者に連絡して部品を発注した。

 3日から通常通りの操業となるが、原料ヤードには4月30日と5月1日に搬入したサトウキビが合わせて約200㌧積まれている状態で、地元の農家からは「大丈夫なのか」と不安の声が上がっている。

 新工場完成後、3月19日の操業開始からわずか2カ月足らずで部品が故障したことに同社の担当者は「メーカーの指示に従った使い方をしていてこんな短期間で故障するとなると、操業中にまた故障するのではないかという不安もある」と話す。

 1日当たりの原料処理量100㌧の同工場は4月29日までに約3800㌧の原料を処理。1日100㌧近い処理量で順調に操業していた。


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