【与那国】町さとうきびの日連絡協議会(会長・瑞慶覧隆JAおきなわ与那国支店長)は26日、農業構造改善センターで「さとうきびの日」のセレモニーを行い、瑞慶覧会長は「新工場は12月に完成する。生産量は目標の7000㌧を目指したい」と、サトウキビの増産を呼びかけるとともに、単収の目標として平均6㌧以上を掲げた。
町内のサトウキビは7000㌧(平均単収5・1㌧)を達成したこともあったが、最近は平均単収が4・5㌧程度。JAは生産量の低迷は地域経済へ悪影響を及ぼすとして、増産に取り組んでいる。
外間守吉町長は「昨年は干ばつで大変だった。地下ダム建設を県や国に要請していく。単収(アップで)で増産の努力を」と生産者を激励した。
増産対策や品種選定、土づくりをテーマにした講演の後、参加者が目標の達成に向けて「頑張ろう」を三唱した。
14・15年期の夏植え単収と株だし単収の表彰もあった。次の各氏。
【夏植え単収】▽①=祖納元武(9・87㌧)▽②=東小浜功尚(8・66㌧)▽③=蔵盛泰裕(7・88㌧)
【株だし単収】▽①=外間守和(5・94㌧)▽②=花城栄起(5・66㌧)▽③=根本長亮(4・46㌧)
(田頭政英通信員)