▽…第14回台琉友好親善国際ヨットレースには、過去最多の21艇が出場する。台湾や中国、香港、マレーシアのアジア地域のほか、米国からも参加があり、国際色豊か。レースは前日の悪天候に加え、香港は4日間をかけて石垣入りするなどスタート地点に並ぶ前から厳しい戦いに。前田博実行委員長は「友好親善が第一」と参加することの意義を強調した。
▽…石垣在与那国郷友会が開いた与那国出身3高校新入生歓迎会・在校生激励交流会。同郷友会は駅伝や小体連、中体連で石垣にやってくる与那国島の子どもたちもサポートしており、生まれ島の子どもたちみんなと自分の子どものように接してきた。長浜克典会長は「個人情報の管理が厳しくなり、学校に聞いても(島出身の子どもたちの)連絡先を教えてもらえない。郷友会名簿を作るのにも一苦労」と時代の移り変わりに困った表情。
▽…宇多良炭鉱跡は石炭を運んでいたトロッコの橋脚に樹木が絡みつく様子が幻想的だ。炭鉱にまつわる歴史の厳しさと西表島の自然の豊かさを一度に体感できるスポット。浦内川観光の平良彰健代表は「ガイドには一通りの案内ができるように指導している」。28日に台湾のテレビ局の取材に同行したときは、大雨もいとわず熱心に説明していた。