小学6年生と中学3年生を対象にした文部科学省の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)が21日、全国一斉に行われた。
昨年に続き全員参加方式で行われ、郡内では小学校32校の児童553人、中学校18校の生徒590人の計1143人が挑戦した。
このうち、真喜良小学校(宮良勝也校長、児童352人)では午前8時40分ごろに担任が問題用紙と解答用紙を児童らに配り、注意点を説明した後、同50分からテストを開始した。
教科は国語と算数、数学に加え、理科の試験も3年ぶりに実施。基礎知識を問う問題Aと応用力をみる問題Bに分けて行い、生活習慣や学習環境などをみる調査も行った。
全国学力テストは全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握、分析することを目的に2007年度から行っており、今年で8回目。
沖縄県は昨年、小学校が最下位から24位と大幅に躍進。中学校は最下位となっている。