2014年がスタートした1日、県立八重山病院で4年連続となる「元旦ベビー」が誕生した。
赤ちゃんは、飯田祥史さん(43)、麻紀さん(36)夫妻=石垣市真栄里=の次女。名前はまだ決めていないという。
予定日が6日ということで、1日は年明けから家族で初詣に行き、帰宅後、早朝から陣痛が始まり、同病院で正午と同時に体重2986㌘の元気な女の子が誕生した。
麻紀さんは「予定日はまだ先だったので、まさか元日に産まれるとは思わなかった。実家の両親も正月と孫の誕生にダブルでおめでたいと喜んでいた」と話す。
埼玉県出身の麻紀さんは「石垣島での出産は初めてで、身内がいないことで不安もあったが、助産師の大底みどりさんが親身になって支えてくれたので、とても励みになった。娘には午(うま)年にちなみ、馬のように走り回り、すくすくと元気に育ってほしい」と赤ちゃんの顔をのぞきながら、幸せそうに笑っていた。
同病院では11年に3人、12年に1人、13年に3人の元日ベビーが産まれている。