市民や3市町議員などで組織する辺野古新基地建設中止を求める八重山の会(慶田城用武、入嵩西整、高嶺善伸共同代表、会員31人)の結成記者会見が10日午後、官公労共済会館2階ホールで開かれ、28日に名護市のキャンプ・シュワブゲート前で行われる新基地建設反対の抗議集会や5月17日の沖縄セルラースタジアム那覇で開かれる県民抗議集会(仮称)への参加を呼びかけた。
共同代表の入嵩西氏は「昨年行われた名護市長選挙や県知事選挙、衆議院議員選挙で辺野古への新基地建設ノーを示す県民の民意は出た。基地を造らせない抗議活動を八重山の人々と行いたい」と呼びかけた。
高嶺氏は「活動は離島を含めた議員が中心に行う。3市町長にも協力要請し、企業・団体にも呼びかけたい」と述べた。
来島中の安慶田光男副知事も会見に出席し、「政府の権力には県民の民意を力にして戦う。八重山の会の活躍に期待したい」と激励した。
同会は、9日に創設された名護市辺野古への新基地の建設阻止を目的とした「辺野古基金」への協力も呼びかけた。