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八重山から3件 名木・名所百選

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上から「西表小中学校のセンダン」「ネバル御嶽の亜熱帯海岸林」「竹富島のデイゴ並木」

 「西表小中学校のセンダン」がおきなわの名木百選、石垣市川平の「ネバル御嶽の亜熱帯海岸林」と「竹富島のデイゴ並木」が県の美ら島おきなわ名所百選にそれぞれ認定された。県八重山農林水産振興センターが26日、公表した。

 同農林水産整備課によると、おきなわの名木百選は県が2002年度から県内各地の巨樹巨木を審査して認定。14年度は「西表小中学校のセンダン」のみを認定した。

 美ら島おきなわ名所百選は11年度から実施。県民の推薦・投票後に選考委員会で決定しており、14年度は郡内から2件を含めて5件を選んだ。

 

【西表小中学校のセンダン】

 西表小中学校のセンダンは植栽されて100年以上経つと言われている。児童生徒や卒業生、教職員の思い出の詰まった樹木。同校120周年記念誌や職員通信のタイトルでも「センダン」の名称が使われ、学校のシンボルとして親しまれている。

【ネバル御嶽の亜熱帯海岸林】

 ハスノハギリをはじめ、クサミズキ、フクギなどの高木やリュウキュウガキ、コミノクロツグなどの低木で亜熱帯海岸林の特徴が保存されていることから、1978年には県の文化財(天然記念物)に指定されている。

【竹富島のデイゴ並木】

 竹富港から集落までの町道沿い約650㍍にわたって63本のデイゴが連なり、デイゴヒメコバチの被害で花が咲かなかった時期には地域住民が寄付金を募って薬剤注入を行い、近年は3~5月に満開のデイゴを咲かせている。


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