【西表】大きめのサーフボードの上に立ち、オールを使ってこぐスタンドアップパドルサーフィン(通称・SUP)が郡内でも広まりつつある。2013年12月には郡内で初めてとなる西表SUPフェスティバル2013(主催・ISFプロジェクトチーム)も開かれ、海外の大会で活躍するプロ選手を含む大勢の愛好者が西表島の大自然の中、SUPを楽しんだ。
西表島ではISFプロジェクトチームの徳岡大之代表らが8年ほど前からSUPを始めたが、一部の愛好者がカヌーの変わりにSUPでマングローブ林をこぐ姿がフェイスブックなどインターネット上で話題となり、普及してきている。
釣りやエクササイズで始める人もおり、徳岡代表は「SUPは初心者でも楽しめる上、一年中行うことができる。冬の時期でも行うことができるSUPで観光のオフシーズンを盛り上げていきたい」と意気込みを話した。
竹富町商工観光課の大浜知司課長も「冬場の閑散期に海洋レジャーを楽しむことができるSUPが広まっていくことで、冬場の観光資源の一つになればと期待している」と期待を寄せる。