東日本大震災から4年目を迎えた11日、石垣市新栄公園内の世界平和の鐘鐘楼で「わたしたちは わすれない」をテーマにした東日本大震災犠牲者追悼・復興祈念式(市、世界平和の鐘の会沖縄県支部、石垣・岩手かけはし交流協会共催)が開かれ、市民や幼稚園児ら約400人が参列した。
地震発生時の午後2時46分に合わせて参列者が黙とうしたほか、約400個の風船と約100羽のハトを大空に放ち、一日も早い復興を願った。
式には、世界平和の鐘の会沖縄県支部(大濵博文支部長)と石垣・岩手・かけはし交流協会(高木健会長)の会員らも出席。
おおかわ幼稚園、あまかわ幼稚園、海星幼稚園、幼児スクール竹の子クラブ、ひまわり保育園、保育園こどもの家の園児らが石垣混声合唱団(富里八重子団長)の団員らと一緒に「ふるさとは今もかわらず」「花は咲く」を合唱した。
中山義隆市長は「現在でも避難生活を強いられている多くの方々がいることを忘れてはいけない。継続的な支援こそ大きな意義がある。被災地での出来事に関心を寄せていただきたい」と呼びかけた。大濵支部長、高木会長もあいさつした。