【台湾】初の研修旅行で9日から3泊4日の日程で台湾を訪れている八重山農林高校の2年生22人は10日、石垣市の姉妹都市・台湾蘇澳鎮の国立蘇澳高級海事水産職業学校を訪問。養殖技術や溶接技術、食品製造などの授業を見学した後、同校観光学科の生徒と共同で台湾名物の「タピオカミルクティー」などの調理実習を行った。
歓迎セレモニーでは声楽や柔道、ポップダンスの演舞で熱烈な歓迎を受けた後、お互いに写真を撮り合ったり、無料通話・メールアプリ「LINE」の連絡先を交換し、自由に交流を楽しんだ。
八重山農林高校の慶田花夏実さん(17)は「自分たちと違う分野だけど頑張っていると思った。日本語で話しかけてくれるので驚いた」と感想を話した。
一行はまた、蘇澳鎮役場に昨年12月に新しく就任した陳金麟鎮長を表敬。陳鎮長は「今年は石垣市との姉妹都市締結20周年の節目。このような交流ができて非常にうれしい」と歓迎した。
今回の交流は陳鎮長就任後、初の国際交流事業として高い関心を集め、地元テレビや新聞でも交流の様子などが報じられた。
生徒たちは那覇空港経由で12日午後3時5分に空路帰島する。