▽…南ぬ島石垣空港が開港から２周年を迎えた。格安航空会社の参入で運賃の低減化が図られてきたが、スカイマークの撤退に伴う運賃上昇を懸念する声が上がっており、都内から訪れた60代女性は「十六日祭に合わせて帰省した。開港以来、運賃も安くなったので来やすくなっていたが、今後どうなるのか」と不安げな様子だった。
▽…石垣市内の小学５年生を対象にした子ども博物館教室。今年で32回目を終え、修了者数は累計で１５１３人を数える。修了証書は子どもたちがアオガンピで作った和紙を使用。博物館職員で修了証に揮毫（きごう）した石川恵吉（しげよし）さんも同教室の17期修了生。「子どもたちが１枚ずつ作った紙。一生残るものなので慎重に書きました」とプレッシャーを感じた様子。
▽…今年も多くの部会が参加して開幕した石垣市民総合文化祭。展示の部には12部会が作品を展示し、舞台の部には９部会が出演する。しかし、来場者に子どもや若い人の姿は少なく、一部の会員からは「会員の年齢層が高くなっているので、若い人にも興味を持ってもらう取り組みが必要」との声も。伝統や文化の継承には工夫が必要なようだ。