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上里氏が副町長に就任 竹富町

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辞令交付後、職員から歓迎の花束を受けて抱負を述べた上里至副町長=4日午後、町役場

 2年3カ月にわたって不在が続いていた竹富町の副町長に元八重山事務所長の上里至氏(64)が就任した。4日午後、町議会臨時会で全会一致で可決された。辞令交付式で上里氏は「副町長職を拝命して光栄だ。町長も町議も町民の代表であり、双方が町の発展のために取り組んでいくことが極めて重要だ」と述べ、議会との調整に尽力する考えを示した。

 町の副町長人事は2012年9月の町長選で川満栄長町長が2期目当選を果たした後、野党多数の議会勢力の中、12年12月定例会と13年3月定例会で前副町長の富本傳氏が否決され、2年以上不在が続いていた。

 副町長人事案が全会一致で可決されたことで川満町長は「2年以上にわたって副町長を誕生させることができず、町政の片肺飛行で町民に迷惑をかけた面もあると思う。今後は副町長と二人三脚で町政執行力をパワーアップさせ、世界に誇れるまちづくりに向けて頑張りたい」と意気込みを話した。

 辞令交付後、上里氏は「八重山の経済は好調に推移しており、民間の経済活動に公的資金をどのように投入していくか、そういった議論を深めながら町長を補佐し、職員を指導監督しながら業務にまい進していきたい」と抱負を述べた。

 上里氏は宮古池間島出身。琉球大学農学部卒、九州大学大学院を修了。1977年に県庁職員に採用。企画部企画調整統括監を経て県八重山事務所の初代所長を務めて退官。㈱県物産公社社長を3年間務め、昨年6月に退社した。


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