3月1日の卒業式に向け、八重山農林高校ライフスキル科2年生25人が花文字装飾づくりを進めている。
同校では毎年、卒業生へのはなむけの言葉を花文字で作成。今年は昨年12月9日に種をまいて同26日に鉢上げし、準備してきた。
白いマリーゴールドで文字をつくり、黄色のマリーゴールドとモヨウビユを周りに飾っている。
同科の大城友和教諭によると、「昨年は『感謝』という言葉だった。今年は当日までサプライズという形にしたい」と話している。
﨑原理奈さん(17)は「部活動や学校生活では相談に乗ってもらい、先輩方にお世話になった。感謝の気持ちを込めたい」と作業に専念。與那嶺理奈さん(同)は「島を出ても自分の夢に向かって羽ばたいてほしい」とエールを送った。