県からPM2.5(微小粒子状物質)の注意喚起情報があった場合、石垣市は防災行政無線や災害情報一斉メールで注意喚起することにしている。
かすんだり、もやがかかったりする気象状況になると、市民から「PM2.5ではないか」との問い合わせがあるためで、市は独自の情報伝達手段を使って市民に知らせることにした。
県は県内5カ所に測定機器を設置、石垣市では県八重山保健所の屋上で観測している。
1日平均値が70μg/立方メートル(マイクログラムパー立方メートル)を超えると予想された場合に注意喚起情報が出るが、観測機器を設置して約1年になる石垣局では注意喚起のレベルに達したことはない。
県の観測速報値は、石垣市のホームページ(HP)からもアクセスできる。一斉メール配信制度は、市防災機器管理室のHPで登録方法を紹介している