プロサッカーチームアカデミークラブとして4歳から15歳までの子どもたちが活動するFC琉球石垣(尹泳斗代表)は15日夜、石垣市健康福祉センター検診ホールでクラブ説明会を開き、トップチームを指揮する薩川了洋(のりひろ)監督らクラブ幹部が指導方針などを説明した。
説明会には、保護者や高校生ら約50人が参加。薩川監督は「石垣島からJリーガーを輩出するためには、才能ある子どもたちに的確なアドバイスと努力を促す指導者が必要。FC琉球石垣で子どもたちの可能性を伸ばし、八重山からプロ選手を誕生させたい」と語った。
FC琉球は石垣島を選手育成の重要なマーケットとして位置付け、今後はトップチームのコーチや選手を派遣して技術向上を図る予定。
國學院久我山高校サッカー部の総監督でFC琉球の強化を担う李済華テクニカルダイレクターは「レベルの高い選手を育てるのは上手な指導者が必要。このクラブでスキルアップする実感を味わわせたい」と述べた。
尹代表は「八重山の子どもたちの技術が向上する環境を整えたい。小学生の時に勝った負けたは関係ない。中学、高校と次のステップに進めさせることが大事」と呼びかけた。
問い合わせは同クラブの田神さん(87—0708)。