年末年始を故郷で過ごす帰省客や暖かい八重山で正月を迎えようという観光客で南ぬ島石垣空港は28日から混雑が始まった。最大で9連休となる人もいるため、正月を沖縄本島や本土で過ごそうと旅行に出かける人も多く、開港後初めて年末年始を迎える空港は5日ごろまでごった返しそうだ。
郡内では年末年始の期間中、成人式や同窓会、生年祝いなどが予定されており、28日の到着ロビーは本土の大学や専門学校に通う学生、帰省客らが出迎えた親類や友人と再会を喜ぶ姿がみられた。
東京都内から帰省した石垣市登野城出身の60代女性は「ずっと本土にいたので少しでも親孝行しようと、退職後は旧盆や正月には実家に戻っている。新空港ができてからは航空運賃が安くなって助かっている」と喜んだ。
また、出発ロビーでは最大9連休となる正月休みを沖縄本島や本土で過ごそうという地元の人も多く、年末年始の空港は混雑が続きそう。
航空各社の予約状況によると、帰省客や石垣島を訪れる観光客のピークは那覇石垣で2-5日、羽田石垣が29-2日。Uターンのピークは石垣那覇が30-5日、石垣東京は1-7日。