【那覇】県内離島18市町村の特産品を一斉販売する「離島フェア2013」(同実行委員会主催)が15日、那覇市奥武山公園の沖縄セルラーパーク那覇で始まった。今年は「伝える 島の伝統 島の物産を」がテーマで、会場は初日から大勢の買い物客でにぎわっている。八重山3市町からは47の出店があり、客に特産品と魅力をアピールしている。フェアは17日まで。
オープニングセレモニー前には、県内各地の児童らによる「離島こども特派員」に、竹富町の川満栄長町長が「沖縄のしまじま」と題し離島の魅力を講話。与那国町祖納青年会と在沖縄与那国青年会が力強い太鼓を披露した。
開会式では実行委員長で県離島振興協議会会長の外間守吉与那国町長が「フェアも25回目を数え、内容も充実して離島の活性化に寄与している。離島の産業振興、活力ある地域づくりの確立に今後も協力をお願いしたい」と呼びかけた。
仲井真弘多知事も「意義あるイベントで会場を見るのが楽しみ。島々の元気を感じる」とあいさつした。
会場では、18市町村から119業者が1013品目を出品。うち石垣市は29業者、竹富町8業者、与那国町は10業者が出店している。
期間中は、商談会やお楽しみ抽選会、伝統芸能公演、離島出身アーティストによるライブなどが行われる。
八重山からの受賞者は次の皆さん。
【優良特産品】
▽優秀賞=小山内まさよ(石垣島ミルククラウン)
▽特別賞=金城利憲(ゆいまーる牧場)、根原工(石垣市特産品販売センター)
【フォトコンテスト】
▽優秀賞=山田弘宣(石垣市)