環境問題に積極的に取り組んでいる全国の高校生が活動を発表する「第5回高校生環境活動発表会全国大会」(全国高校生エコ・アクション・プロジェクト実行委員会主催)が7、8日、都内で開かれ、八重山農林高校の環境工学部が優秀賞を受賞した。同校の出場は2年ぶり2度目で前回に続く優秀賞となった。
大会は全国から応募のあった140校の中からファイナリスト18校が発表。同校は、赤土の流出防止や漂着ごみ問題などの取り組みについて発表した。
大会に出場した宮城はづきさん(アグリフード科2年)は「自分たちのプレゼンだけでなく、いろんな発表を聞くことができ、いい刺激になった」、林美羽さん(ライフスキル科2年)は「緊張してしまったが、大きな舞台で発表できたことはいい経験になった」、米盛英博君(グリーンライフ科2年)は「全国でもさまざまなエコの取り組みがあることを知り、勉強になった」とそれぞれ感想を述べた。
9日夕、南ぬ島石垣空港で生徒たちを迎えた同校の渡久山修校長は「全国の舞台で発表し、各地の高校生と交流できたことは大きな財産になる。周囲の友人や後輩たちにも伝えていってほしい」と話した。