今春高校を卒業し、農業関連の進学や就職が決まった生徒を激励する八重山農林高校(渡久山修校長)の2014年度産業関連進学・就職者激励会が9日午後、同校で開かれ、関係団体の代表らが生徒10人を激励した。
激励会では渡久山校長が「八重山の農林業を担っていく皆さんを心強く思っている。将来、地域産業の担い手となるように自らの夢の実現に向けて頑張ってほしい」とあいさつ。
みずほ会の松山洋会長が乾杯の音頭を取ったあと、県八重山農林水産振興センターやJAおきなわ八重山地区本部など農業関係機関4団体の代表者らが生徒らを激励した。
この後、生徒一人一人が将来の抱負を述べ、琉球大学農学部に進学する加藤亮君は「大学では農業経営を学び、将来は八重山に戻って地元の農業を盛り上げていきたい」、県農業協同組合に就職する宮里珠紗(じゅら)さんは「農家をサポートできるように頑張りたい」と意気込みを語った。