「命草NUCHIGUSA」をテーマにしたハーブフェスティバルin八重山(同実行委員会主催)が7日、石垣市健康福祉センターで開幕した。8日まで。八重山3市町から40業者以上が出展し、ハーブを使ったお菓子や飲み物、アロマグッズの展示販売、中学生のハーブを使った料理レシピの展示などが行われた。会場には大勢の市民が訪れ、ハーブを使った商品に触れ、お気に入りの品を買い求めていた。最終日は午前10時から午後5時30分まで開かれる。
初日は午前10時からオープニングセレモニーがあり、実行委員長の中山義隆市長が「ハーブフェスティバルで多くの人々にハーブの魅力を知ってもらい、生産から加工品の流通までを創造する6次産業化を推進するきっかけにしたい」とあいさつ。この後、ハーブペイントコーナーで市長が大きな模造紙に巨大な筆で力強く「命草」の文字を書いた。
屋内ではハーブのせっけんや染め物づくりのワークショップ、新商品の展示などが行われた。屋外では加工品の展示販売、飲食コーナーがブースを連ね、ハーブの苗の無料配布では用意したバジルやミントなど約700鉢が早々と品切れした。
会場を訪れた市民からは「ハーブフェスティバルはいろんな発見があって面白い。毎年開催してほしい」、千葉ロッテのキャンプ観戦の途中訪れた観光客の女性は「初めて見るハーブの料理レシピもあり、とても楽しい」と話した。
8日は命草を使用した泡盛やスイーツのお披露目会、ロゴ・料理コンテストの表彰式が行われる。15日まではハーブウィークとして、郡内各地でさまざまなイベントが開かれる。