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1203人が完走 やまねこマラソン

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思い思いに西表島の自然を満喫した第22回竹富町やまねこマラソン大会23㌔スタート=7日午後、上原小学校前

 【西表】第22回竹富町やまねこマラソン大会(町体育協会主催)は7日、上原小中学校を発着点に23、10、3㌔のコースで開かれ、総勢1230人が出場し、西表島の自然を楽しみながら健脚を競った。その結果、23㌔男子は小林洋さん(36)=小浜=が5年ぶり3度目の優勝を飾り、同女子は初出場の長谷川有美さん(49)=東京都=が初優勝を果たした。完走者は1203人で完走率は97.8%だった。

 開会式では川満栄長町長、中山義隆石垣市長のあいさつの後、北海道から出場の三好静子さんと鳩間島出身の洲鎌朝太郎さんが「西表島の風になって最後まで走り抜ける」と選手宣誓。

 午後0時40分に23㌔の号砲が鳴らされた後、10分間隔で10㌔、3㌔もスタートし、ランナーらは西表島の大自然を満喫しながらそれぞれのペースでゴールを目指した。

 この日は時折小雨が降ったものの、主催者によると正午時点の上原地区は気温20.4度、湿度60%、東南東の風3.5㍍とマラソン日和に恵まれ、コース沿道では大勢の地域住民や子どもたちがドラや太鼓を打ちながらランナーに声援を送った。

 レースは10㌔男子は長尾蓮さん(23)=石垣=、同女子は神谷千尋さん(25)=新川=。中学生の3㌔男子は井本優良君(船浦中3年)、同女子は田辺陽菜さん(石垣第二中学校3年)がそれぞれトップでゴールテープを切った。

 大会終了後には中野わいわいホールで「ふれあいパーティー」があり、舞台では光扇会・新城知子八重山舞踊稽古道場の舞踊、和琉風の島太鼓、島唄しんかの三線ライブなどが次々と披露される中、参加者らはサバニの刺し盛りなど郷土料理を堪能しながら交流を深めた。


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