22日に投開票される「与那国島への自衛隊基地建設の民意を問う住民投票」まで残り2週間となり、6日には1284人の選挙人名簿が公開された。
投票に向け賛成派、反対派ともに各集落での戸別訪問などで票集めに奔走している。
1月30日に立ち上げた自衛隊配備に賛成する会の金城信浩会長は「国境の与那国町を守るためにも自衛隊は必要。住民投票ではっきりさせ、二分した町内の現状を打破したい」。住民投票を成功させるための実行委員会の上地国生会長は「子や孫、島の将来のためにも自衛隊もレーダー基地もいらない。軍事の島にしてはいけない」とそれぞれ話した。
投票は22日午前7時から午後7時まで。祖納・久部良・比川の3カ所。期日前投票は町構造改善センターで18日から21日の午前8時30分から午後8時まで行う。投票の設問は基地建設に「賛成」か「反対」の二者択一。いずれかに〇印をつける。