八重山地区内の18小学校、6中学校の児童生徒延べ1205人が出演した「第61回八重山地区学校音楽発表会」(八重山地区音楽教育研究会主催)が7日、石垣市民会館大ホールで開かれ、子どもたちが合唱や合奏、吹奏楽などのジャンルで日ごろの音楽学習の成果を堂々と発表した。会場に訪れた保護者や教員らは子どもたちの成長を見守り、演目ごとに盛んな拍手を送った。
発表会は音楽に対する興味や理解を深め、音楽教育の向上を図ろうと1954年から開催されている。
小学校の部は宮良小学校の全児童129人による「あいうえおの唄」「夢の世界を」で幕開け。
小浜小はムイチャーに身を包み、児童の三線、笛、太鼓の演奏で「あがろうざ節」「うかた」を元気よく披露。大浜小の4年生51人は手をつなぎながら「世界がひとつになるまで」を心一つに歌い上げた。
中学校の部は石垣中1年生184人の「ふるさと」「旅立ちの日に」でオープニングを飾り、伊原間中による「COSMOS」「心の瞳」、白保中の「HEIWAの鐘」「YELL」などが続いた。
崎枝中の野里怜生君、野村琉花さん、石垣友蘭さんは「美女と野獣」をリコーダーとピアノで演奏したほか、「カリブの夢の旅」を一人一人が大きな声で熱唱し、会場から大きな拍手を受けた。