西表島の郷土研究家・前大用安さんが90歳の今でも陸上競技に親しみ、その記録が九州でも群を抜き今後も期待できると地域住民が集い祝ったという。これこそ生涯スポーツのお手本で見習うべきだと思う一方、運動の苦手な私たちは何をすべきか迷ってしまう▼趣味を磨くのも一つだが家人は、小生の趣味は独りよがりで音楽鑑賞も読書も凧(たこ)作りもうるさくてカビ臭く散らかすばかりで心穏やかにこぎれいに住みたい家族としては迷惑この上ないと言う▼そしてこの際だからと、のたまうのは庭の手入れついでの家庭菜園、釣果の見込める釣り、男子厨房(ちゅうぼう)に入らずは昔のことなので、できたら料理などにこそぜひ目覚めてほしいという。いずれも実利と家事を手伝わせたい思惑が▼暮れ以来、没頭している小生の凧研究への当てつけかしらん。確かに散らかしてはいるがごみ出し日には袋に詰め門前に出している、文句あるかと小声できいたらごみを出すなら生ごみも出してカラスの見張りもしてよと返してくる▼見たら袋が突き破られ生ごみが散乱している。そこで凧研究の一環でカラスが嫌うという黄色いビニールで鳥形凧をつくりごみの集荷時間まで竹に結わえ飛ばすことにした▼生涯学習の一例としてフェスティバルで紹介してもらえないか。(仲間清隆)
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