石垣市石垣にある臨済宗妙心寺派南海山桃林寺(小林昌道住職)で27日午前、年に1度の「すす払い」が行われ、桃林寺の関係者や花園会(嵩本安意会長)の会員ら約50人が本殿や境内の今年の汚れを落とした。
小林住職は「1年分の汚れがたまっていたが、人間のホコリも落ちたと思う。これで年末年始の準備に本格的に入れる」と話し、掃除に汗を流した。
花園会の嵩本会長は「汚れを落として寺を清め、気持ちよく新年を迎えたい」と話した。
桃林寺は来年、石垣での開山から400年を迎え、これを記念して11月8日から2日間、400年大祭記念事業が行われる。