福島県郡山市から石垣市伊原間に住む弟の若林茂樹さん(67)を訪ねて来島した若林全(たもつ)さん(70)が26日午後、野底地区の川で体長約1.4㍍、重さ約8.5㌔の大ウナギを仕留めた。
全さんは同日午後2時ごろ、茂樹さんら3、4人と伊原間の川にウナギ捕りに出掛けて大ウナギを発見。すぐさま持参していたタモ網でたぐり寄せて捕獲した。だが、最後は大ウナギが激しく暴れたためタモ網が破れたという。
大ウナギを捕獲した全さんは「こんな大きなウナギを見るのは初めてで、びっくりした。今年もあとわずかだが、来年はきっと良いことがありそう」と喜んだ。
地元の男性によれば、一回り小さいサイズのウナギは年に20匹ほど捕獲されるが、肝心の味のほうは「普通のウナギと比べると泥臭くて身は固いが、調理次第ではうまい」という。