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公共施設の利用者数が減少 あかんま・体育館で顕著

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利用状況

 総合体育館や陸上競技場など石垣市の主要公共施設の利用状況は2014年、11月までの11カ月間で19万7457人となり、前年同期を1万299人下回っている。サッカーパークあかんまは前年同期比1万4653人減、同体育館は同6016人減と利用者数の低下が顕著。一方、14年1月に新たに3面が追加され、計9面となった庭球場は2万3572人で7534人増と利用者数を大幅に伸ばした。

 あかんまと同体育館は7月の減少幅が著しく、前年同月に比べて、あかんまが7112人、同体育館が1万1671人それぞれ減った。

 新栄公園は石垣島まつりの会場が真栄里公園から戻ったことで前年同期を2万4480人上回る4万1518人。ナイター設備が整い、サッカーやグラウンド・ゴルフなど多目的に使用されている真栄里公園は、前年同期より2万0013人少ない5676人にとどまった。

 市では競技や種目を限定せずに利用者を弾力的に受け入れており、13年度以降では、屋内練習場での保育園や郷友会の運動会、第2野球場芝生でのサッカー教室、あかんまフットサルアリーナでの弓道、あかんまでのフライングディスク大会などを受け入れた。

 市は「予約の取れない状況が続くなど、利用実態はかなりいいと感じている。利用率は高まっており、今後の予定からすると極端に落ちることはない」としている。


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