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石糖が初荷1500㌧ 原料搬入ほぼ計画通り

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初荷の粗糖を砂糖運搬船「栄球丸」に積み込む大型トラック=19日午前、石垣港

 昨年12月17日に今期操業をスタートした石垣島製糖(加納成浩社長)は19日、初荷の粗糖1500㌧(約2億4000万円)を出荷した。石糖は3月下旬までの今期製糖期間内に9194㌧の粗糖を7回に分け、出荷する計画。石糖の加納社長は「予定通り出荷ができてよかった。少しでも歩留まりを上げ、地域産業に貢献できるよう頑張りたい」と決意を述べた。

 同日午前9時から同社で行われた初荷式で、トラック運転手と同社関係者が安全輸送を祈願した後、初荷の粗糖を満載した8台の大型トラックが「初荷」ののぼり旗を掲げて次々と出発した。

 初荷を積み込んだ琉球海運の砂糖運搬船「栄球丸」は20日午後3時に石垣港を出港し、23日に北九州市の関門製糖に荷揚げする予定。

 同海運の翁長春雄常務は「農家が丹精込めて作ったキビから石垣島製糖が仕上げた粗糖を送り先まで、安全に届けたい」と話した。

 石糖は今期、原料生産量7万5734㌧、歩留まり12.1%で、9194㌧の粗糖生産を見込む。

 18日現在の製糖実績は原料搬入量が1万7554㌧(計画比23.2%)、甘しゃ糖度14.4度。計画より若干搬入ペースが遅れているが、ほぼ計画通りという。


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