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あす、レーダー説明会 与那国陸自配備

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16日に監視レーダーについての住民説明会を開く与那国町(資料写真)

 陸上自衛隊沿岸監視部隊配備に伴い、久部良地区で設置が計画されている監視レーダーについて、与那国町は16日午後7時から久部良多目的集会施設で住民説明会を開く。レーダーの電磁波が人体に及ぼす影響をめぐっては、陸自配備に賛成・反対の双方の住民から不安の声が挙がっている。陸自配備に関する住民説明会は昨年2月に続いて3度目だが、4月の敷地造成工事着工後は初めて。

 レーダーの建設場所は久部良地区の東南側で、最も近い民家からは180㍍しか離れていない。

 陸自配備に賛成の40代男性は「基地建設で地域が活性化すればうれしいが、レーダーの設置場所が住宅地に近すぎる。体への影響が心配」と話す。配備に反対の30代女性は「子どもは特に電磁波の影響を受けやすいと聞いている。将来、健康被害が出たときに誰が責任を取るのか」と訴える。

 住民から不安の声が挙がっていることを受けて、町は昨年11月、沖縄防衛局に住民への説明を要望。外間守吉町長は13日、「地域住民や与党議員のなかにも説明会の開催を要望する声があり、沖縄防衛局に説明を求めた」と述べた。

 説明会には町と防衛省、沖縄防衛局、陸上幕僚監部、航空幕僚監部、部外有識者などが参加し、監視レーダーの電磁波が人体に及ぼす影響や安全性について説明する。

 説明会の開催を強く望んでいた崎元俊男町議は「防衛局には自分たちに都合のいい説明ではなく、住民が求める公正公平な説明をお願いしたい」と要望した。


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