▽…昨年を大きく上回る取引価格でご祝儀相場に沸いた石垣牛(枝肉)の初セリ。全国的な和牛不足に加え、毎週開かれているセリが年末年始で3週間ぶりに開かれたことで高値の取引となった。子牛セリ価格が順調に伸びていることで、肥育牛の頭数不足が懸念されているが、JA石垣牛肥育部会では増頭に意欲的。
▽…磯辺パイン集荷場で9日行われた園芸作物の初荷式。この時期の野菜出荷は、本土では喜ばれるという。六つの生産部会の代表らが集まり、安全輸送と高値取引を祈ってトラックを送り出した。農家は「安心・安全な野菜を全国に届け、消費者と農家が笑顔あふれるシーズンにしましょう」と決意も新た。
▽…県内でインフルエンザ患者の報告数が2800人を超え、八重山管内でも増加している。学校や職場など集団での生活がスタートし、感染の危険度も増している。年末年始の疲れや気温の変化で体調を崩す人も多く、予防には普段から手洗いやうがい、バランスの取れた食事や睡眠などで体調管理するのが一番らしい。