年末年始を古里で過ごす帰省客や暖かい八重山で正月を迎えようという観光客で南ぬ島石垣空港は27日から混雑が始まった。最大で9連休となることから、正月を沖縄本島や本土で過ごそうと旅行に出かける地元客も多く、空港は5日ごろまで混み合いそうだ。
郡内では年末年始に成人式や同窓会、生年祝いなどが予定されており、27日の到着ロビーは郡外の大学や専門学校に通う学生、帰省客らが出迎えの家族や友人と再会を喜ぶ姿がみられた。
東京都内から帰省した与那国島出身の30代男性は「年末は実家でゆっくり過ごしたい」と話し、出迎えた友人と久しぶりの再会を喜んだ。
神奈川県から家族4人で観光に訪れた40代男性は「出発した時はとても寒くてコートが必要だったが、石垣島は暖かくて半袖で過ごせそうだ」と笑顔で話した。
航空各社の予約状況によると、帰省客や石垣島を訪れる下りのピークは27~28日と30~31日。石垣島発の上りピークは1月3~4日となっている。