【那覇】「大切な人に食べさせたい思いやり料理」をテーマにした第7回キッズ野菜料理コンテスト決勝大会(JAおきなわ主催)が6日午後、那覇市の県学校給食会で行われ、八重山代表の「ぴぃてぃしチーム」が3位の優秀賞となった。
メンバーは登野城小学校6年の上地瑞姫さんと加屋本明華さん、白保小学校6年の赤嶺丈次君と坂東篤磨君。4人は、石垣牛と島野菜のからし菜などを使い、「石垣島のマーハムムヌ(おいしい食べ物)大集合」と「みんな大好きパイナナパイ」の2品の料理を作った。
審査では、自作の焼き物の皿に盛り付けた点と、石垣牛を包んだ春巻きの揚げ方などが高い評価を受けた。
上地さんは「料理は、見た目も今までの中で一番良くできていた。優勝できると思っていたので悔しい」と残念がった。
大会には八重山を含む県内九つのファーマーズマーケットの地区予選を勝ち抜いた小学2~6年生で構成する7チームが出場。県産野菜や果物をふんだんに使い、2品以上の料理を90分の制限時間内で完成させた。
優勝は宮古、準優勝は北部だった。優勝チームのメニューは、来年2月下旬に「キッズ野菜弁当」として、ファーマーズ店舗で期間限定販売する予定。