第39回沖縄県吹奏楽アンサンブルコンテスト(県吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)が7日午前10時から、石垣市民会館大ホールで開かれる。石垣島開催は2003年以来2度目。コンテストには八重山高校吹奏楽部(南風原世奈部長、部員10人)の7人が打楽器四重奏とクラリネット三重奏で出演する。
打楽器四重奏は緒方浩崇君(1年)、神健太君(同)、根間友紀乃さん(同)、天久愛梨さん(同)の4人、クラリネット三重奏は仲宗根咲さん(同)、大濵綾乃さん(同)、南風原部長(2年)の3人で行う。
部員たちは約1カ月前から早朝や昼休み、放課後を利用して練習を重ねてきた。
クラリネット三重奏の大濵さんはこれまでサックスを担当してきたが、コンテストではクラリネットを奏でることになり、「音程を合わせるのが難しく、本番でちゃんと音が出るのか不安もあるが、金賞を取り、九州大会に行きたい」と意欲。
リーダーの緒方君は「全員1年生で初めての経験だが、みんなで心を一つに悔いのない演奏をし、金賞を狙いたい」、仲宗根さんは「緊張もあるが、楽しんで全力を出し切りたい。11年ぶりの開催ということで小中学生などにも演奏を聴いてもらい、吹奏楽に興味を持ってもらえればうれしい」とそれぞれ話した。
同部顧問の平良春菜教諭は「コンテストに向けて4月から頑張ってきたので九州を狙いたいが、初めての部員もおり、いい経験になればと思う。市民の皆さんには高校生の頑張りをぜひ見に来てほしい」と呼びかけている。
コンテストには同部のほか、石垣市民吹奏楽団(西倉佳代団長、団員32人)の4人も管楽四重奏で出場する。
入場料は700円。問い合わせは県吹奏楽連盟事務局(098-932-4222)。