【大阪】与那国島出身のアーティストが共演するライブ「与那国島唄者祭り」がこのほど、大阪市中央区で開かれ、島出身の大城謙さんと大城悠さん、与那覇歩さん、KUYU(本名東迎明奈)が、友情出演した石垣市白保出身の大泊一樹さんとともに与那国出身ならではのステージを披露した。
関西与那国郷友会(和泉きぬ子会長)が忘年会を兼ねて開いたもので、与那国出身の若いアーティストを応援していこうと開かれた。
ステージは、副会長の大迫(旧姓大城)みさえさんが与那国の言葉であいさつしたあとにスタート。KUYUは、与那国のナンタ浜を見て感激して作ったという「ことのは」を熱唱、30人余りの会員を含む100人近い観衆を楽しませた。
大城さんは「こうしてライブができるのも郷友会の皆さまが応援してくれるおかげ。応援よろしくお願いします」と呼び掛けた。
家族総出で参加した書記会計の橋本(同仲島)みゆきさんは「久しぶりに皆さまに会えて楽しかった。今後も続けてほしい」と話した。
和泉(同小嶺)会長は「与那国郷友会を立ち上げて2年がたった。与那国から育っていくアーティストを応援していくことで、これからの与那国島の発展に貢献したい」と語った。
会員の伊藤(同嵩原)洋子さんには誕生日ケーキのサプライズプレゼントがあった。(岡田紘二通信員)